物流業界ニュース
荒川を利用したコンテナ輸送の実証実験 関東地方整備局
板橋リバーステーションで荷揚げ、トレーラで周辺道路のアクセス確認
国土交通省関東地方整備局の港湾空港部は10日、荒川を利用したコンテナ輸送の実証実験を行った。内陸水運の利用によって、京浜港周辺の交通渋滞緩和やCO2削減による環境負荷低減、災害時の緊急物資輸送網の構築などを目指している。
実験では東京港芝浦ふ頭でISO規格の20フィート、40フィートコンテナ各一本を船舶に積み込んだあと、東京湾から荒川を上り、河川敷に設置された板橋リバーステーションまで航行。板橋リバーステーションでは船舶が着岸するとコンテナを荷揚げして、トレーラに積み込み、河川敷道路、一般道を通り周辺のアクセスを確認。その後、再びコンテナを船舶に積み込み芝浦ふ頭に戻った。
荒川には板橋リバーステーションと同じ岸壁型のものが現在7ヵ所、浮き桟橋型も各所に設置されている。こうした水上コンテナ輸送が首都圏の物流網のなかで実際に運用されるまでには時間がかかるようだが、大規模災害時における緊急物資の輸送にはすぐにでも活用していきたい考えだ。
26日には江東区の新砂リバーステーションで首都直下大地震を想定した緊急コンテナ輸送の実証実験も予定する。
カーゴニュース2月16日号