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  4. 【国交省】荷待ち時間解消に向け「輸送安全規則」改正へ

物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省 荷待ち時間解消に向け「輸送安全規則」改正へ

 荷待ち時間記録で「実態を数値的に把握することが重要」

国土交通省はこのほど、荷主都合によるドライバーの荷待ち時間の削減に向け「貨物自動車運送事業輸送安全規則」を改正する方針を固めた。トラックドライバーの長時間労働の要因のひとつとなっている荷待ち時間の削減を目的としたもので、荷待ち時間を生じさせている荷主への勧告の発動等に係る確認の一助とするため「輸送安全規則」に定める乗務記録の内容等について改正を行う。現在パブコメ(意見募集)を27日まで行っており、それを踏まえた上で5月に改正を行い公布。その1ヵ月後に施行する予定。

改正内容は、乗務の記録(第8条関係)についてと、適正な取引の確保(第9条の4関係)についての2点。

乗務の記録については、(1)集荷および配送を行った地点、(2)集荷・配送地点への到着日時と出発日時、(3)集荷・配送地点での荷積みおよび荷卸しの開始・終了日時――を記録対象として新たに追加する。適正取引確保については、「輸送安全規則」に荷主の都合による荷待ち時間によるドライバーの過労運転や過積載の防止を努力義務の目的として追加する。

 国交省の担当者は「荷待ち時間削減に向け、荷主へ働きかけを行うには、数値的なデータにより実態を把握することが必要で、そのために荷待ち時間を記録対象に加える」と説明。また「記録した荷待ち時間の数値に基づき、事業者は荷主と取引条件改善の交渉を行うことが重要だ」と指摘した。

カーゴニュース 4月11日号

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