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  4. 【フォークリフトの16年国内動向】バッテリー式が6割超える

物流業界ニュース(物流/運送情報)

フォークリフトの16年国内動向 バッテリー式が6割超える

 ディーゼル式は30%の大幅減

日本産業車両協会がまとめた16年暦年の「フォークリフト生産、国内販売/輸出台数の推移」(巻末参照)を見ると、いずれもバッテリー式は前年を上回り、エンジン式が大幅に減少した。

 国内販売台数を動力別に見ると、バッテリー式は前年比8.9%増の4万7252台と順調な伸びをみせたが、エンジン式は同12.9%減の3万705台となった。エンジン式のうちガソリン式は1万4228台と同21.4%の大幅な伸びを示したが、ディーゼル式は1万6477台で同30.0%と一昨年に続く大幅な減少となった。これは、15年8月に特殊自動車の排出ガス規制による旧モデルの継続生産期間の終了を受けた駆け込み需要の反動減が、16年の前半まで見られたことが影響した。

国内販売の動力別構成比を見ると、バッテリー式が前年比5.4ポイント上昇して60.6%と、初めて6割の壁≠突破した。エンジン式ではガソリン式が18.3%と同3.4ポイント上昇したものの、ディーゼル式は21.1%と同8.8ポイント構成比を下げた。

日本産業車両協会によると、2000年代後半からの原油価格の上昇や08年のリーマンショックを機にバッテリー式の構成比が5割を超えたが、11年以降は、東日本大震災の復興事業によるエンジン車の需要が増え、排出ガス規制の猶予期間の終了を見越したディーゼル式の更新需要もあり、以後5年間バッテリー車の比率が低下していた。その後、大型物流施設の建設が相次いだことや、作業現場での環境改善ニーズの高まり、各メーカーの新型バッテリーフォークリフト開発などから、バッテリー式の比率が大きく伸びたと分析する。

次に、動力別に荷役能力のトン級別の販売構成を見ると、バッテリー式は1t未満から1.5tクラスで減少したものの、2〜2.5t、3〜4tクラスでわずかながら増えた。一方、ガソリン式は、国内フォークリフトの8割以上を占める1〜1.5、2〜2.5tクラスで構成比を上げた。逆にディーゼル式は1〜1.5tが前年比3.2ポイント、2〜2.5tクラスが同5.9ポイントと大幅に構成比を下げた反面、3〜4tクラスで5.9ポイント、5t以上で3.3ポイント上昇した。

また、トン級別に動力別の販売構成を見ると、全てのクラスでバッテリー式とガソリン式の比率が上がっているのが目立つ。特にバッテリー式の2〜2.5tクラスは前年比8.3ポイントも上昇し、このクラスでディーゼル式を逆転した。逆にディーゼル式は1〜1.5tクラスで同4.3ポイント低下したのをはじめ、2〜2.5tクラスで同15.1ポイントと大幅に低下し、牙城≠ナあった3〜4トンクラスでは、同6.1ポイントも低下した。

カーゴニュース 6月29日号

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