当社では、物流全体の最適化提案／一括請負い（３ＰＬ）を行う中での一つのサービスとして、工場内や構内、物流センターなどのお客様施設内での物流業務請負いサービスを行っています。
物流の全体最適を考える中では、工場内物流や構内物流の機能強化がポイントであったり、お客様が保有する施設を活用した物流体制の構築・改善が最適である場合も多く、そのような場合には、当社がお客様施設内に出向き、現場の改善や運営を行っていくことで、効率的かつ高品質な物流管理を実現します。

メーカーの物流部門として創業して以来蓄積してきた経験とノウハウをもとにしたこのサービスを、当社では富士物流（F）お客様（O）ホーム（H）グラウンド（G）サービス（S）（F−OHGS／読み方：エフ-オーグス）と名付け推進しており、電機・電子製品や日用品・雑貨商品など多くのお客様にご利用いただいています。

お客様施設（工場や倉庫、物流センターなど）における物流業務のアウトソーシングにより、物流の効率化、品質向上、機能強化等を実現します。例えば工場内では、荷受け・検収、生産ライン前後の部品や製品の管理、梱包作業、出荷作業、運送業務などを行います。庫内作業だけでなく、物量に応じた外部倉庫の手配や物量の変動に応じた柔軟な人員体制など、多くのお客様との取引実績を通じたノウハウや体制をいかした共同物流化によるメリットをご提供します。

物流会社にとって、お客様拠点での物流設計や業務・作業体制の構築、そして継続して運営・改善していくことは、物流会社自社拠点での体制とは全く異なるものであり、様々なノウハウや柔軟な考え方が必要です。
当社では、創業以来、お客様拠点内で業務を行ってきた実績と、その後さまざまなお客様にご提供してきた経験をもとに、施設を変えずにお客様拠点内で可能な物流業務のアウトソーシングをご提案しています。

お客様施設内での物流アウトソーシングでは、お客様と一体となった取組みを日々継続していくことが求められます。
工場内物流であれば生産ラインとの連携が必要であったり、在庫状況を情報共有し見える化するなど工場と同レベルでの様々な管理が必要となります。そしてお客様との共同の取り組み体制がアウトソーシングの効果を高めるうえでの重要なポイントとなります。
当社では、富士物流改善方式（FKS）の考え方のもと、効率、品質、スピード等あらゆる面での改善に、長期的な視点からお客様と一体となって取り組んでいます。
また、お客様との距離が近いからこそ可能なきめ細かなサービスは当社の特徴の一つとしてご高評をいただいています。

施設内での物流業務だけでなく、他の物流拠点との一括運営や、国際物流（輸出入）、海外物流など全体最適を考えた国内外一体の３ＰＬ提案を行っています。富士物流と三菱倉庫グループのネットワークを活かしながら、F-OHGSサービスによりお客様の物流特性や製品・商品特性を理解しているからこそできるご提案を行っています。