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一般トラックの違法駐車で大井ふ頭が“無法地帯化”東京港

“総合渋滞対策”として「盲点アリ」との声も

東京都港湾局が「東京港総合渋滞対策」を発表してからもうすぐ2年――。ここへ来て、新たな渋滞問題が浮上している。ふ頭地区の台切りシャーシ等の違法駐車については昨年3月から港湾局が実施した取り締まりにより相当数が減少してきたが、大井ふ頭では台切りシャーシに代わって一般トラックの違注駐車が目立つ。海上コンテナ車両の走行の妨げとなっているだけでなく、倉庫への搬出入待ちのトラックが車線の中央分離帯側に列を作っており、その危険性も指摘されている。港湾局の取り締まりの対象は海コン車両のみで、一般トラックには適用されず、「“総合渋滞対策”として盲点アリではないか」との声も上がっている。

大井ふ頭では、東京税関大井出張所前の通りや冷蔵倉庫の周辺で、かつて台切りシャーシが放置されていた所には一般トラックが所狭しと駐車し、“無法地帯化”している。こうした状況を鑑み、東京港埠頭では昨年7月、同3月に従来の約3倍のスペースに拡張した「大井時間貸しシャーシープール」を一般トラックにも開放。利用料金は1時間あたり150円だが、一般トラックの利用はほぼ皆無だ。

「東京港総合渋滞対策」で挙げられた短期的かつ多角的な取り組みのうち、台切りシャーシ等の違法駐車対策では、従来、都港湾局は関係機関とともにパトロールを行い、張紙等による注意喚起などを実施してきた。しかし、強制力が弱く実効性がなかったため、15年3月20日に港湾法第37条の3の規定に基づき、東京港コンテナふ頭周辺を「放置等禁止区域」に、台切りシャーシを「放置等禁止物件」と指定。

東京都職員が各ふ頭の巡回を行い、放置等禁止区域内にある放置等禁止物件に対し、警告フラッグを取り付け、警告フラッグの取り外しにあたっては、都指定の場所へ出頭し誓約書を提出することが必要。繰り返し放置等をする場合には、港湾法第61条の規定に基づき、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられることがある。この取り締まりにより台切りシャーシはほぼ一掃された。

カーゴニュース 2月9日号

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