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物流業界ニュース(物流/運送情報)

通関所要時間、海上で2.4時間に短縮、航空は0.3時間を維持財務省

AEO輸入者の特例申告貨物は海上、航空とも0.0時間

財務省は9日、第11回輸入通関手続きの所要時間調査の結果を発表した。通関所要時間(税関への輸入申告から輸入許可までの所要時間)の平均は、海上貨物で2.4時間と前回調査(2012年)に比べ0.2時間短縮。航空貨物については、0.3時間と前回並みの所要時間となっている。AEO輸入者の特例申告貨物の通関所要時間については、海上貨物は前回調査時の0.1時間から0.0時間に短縮し、航空貨物では前回同様の0.0時間となっている。

海上貨物の総所要時間(入港〜搬入、搬入〜申告、申告〜許可の合計)および通関所要時間が長いのは、「入港から許可までの間に週末を含む場合」(総所要時間101.9時間、通関所要時間5.0時間)、「他法令該当貨物」(85.6時間、3.6時間)。逆に短いのは「入港から許可までの間に週末を含まない場合」(36.6時間、0.9時間)、「予備審査制を利用した場合」(43.0時間、1.6時間)だった。

AEO貨物(海上)の総所要時間は34.6時間、通関所要時間は0.0時間で、非AEO貨物はそれぞれ60.1時間、2.4時間よりだいぶ短い。ただ、通関所要時間は0.0時間でも、「入港から許可までの間に週末を含む場合」の総所要時間は77.1時間となっている。

航空貨物のうち、SP貨物の総所要時間は10.4時間、通関所要時間は0.3時間、SP貨物以外の貨物はそれぞれ26.6時間、0.4時間だった。到着即時輸入許可制度を利用した場合の総所要時間は1.8時間と大幅に短縮される。「入港から許可までの間に週末を含む場合」は総所要時間が24.8時間で、「週末を含まない場合」は7.2時間となっている。

AEO貨物(航空)の総所要時間は23.4時間、通関所要時間は0.0時間。非AEO貨物はそれぞれ12.7時間、0.3時間だった。AEO貨物の所要時間が長い理由については、一般航空貨物は所要時間が短いSP貨物が約85%を占めているのに対し、AEO貨物ではSP貨物の占める割合が約2%と非常に少ないためと考えられる。SP貨物で比較するとAEO貨物が非AEO貨物より所要時間が短くなっている。

カーゴニュース 6月16日号

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