1. 【富士物流TOP】
  2. 物流業界ニュース
  3. 2016年8月
  4. 【2015年度/宅配便取扱実績】マイナスから一転、再び増加へ

物流業界ニュース(物流/運送情報)

2015年度/宅配便取扱実績 マイナスから一転、再び増加へ

 3.6%増の37億4493万個、トラック宅配便はトップ3の寡占化進む

国土交通省は22日、2015年度の宅配便取扱実績を公表した。

それによると、昨年度の総取扱個数(トラック宅配便+航空等利用運送宅配便)は前年度比3.6%増の37億4493万個となり、5年ぶりの前年割れを記録した14年度から一転、プラスに転じた。内訳はトラック宅配便が3.8%増の37億447万個、航空等利用運送宅配便が7.4%減の4047万個。

国交省ではトラック宅配便がプラスに転じた理由について「インターネットを利用した各種通販サービスの需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などによって前年度を上回った事業者もいたことから、全体として増加となった」としている。

●トップ3のシェアは92.9%に

トラック宅配便では、上位5社のうちヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3強が揃って取扱個数を伸ばした。このうち6.7%増という高い伸長率だったヤマト運輸のシェアは前年度の45.4%から46.7%に拡大。3位の日本郵便も13.6%から0.2ポイント増の13.8%増となった。2位の佐川急便は、取扱個数は微増を維持したものの、シェア自体は33.5%から32.3%にダウンした。

上位5社の合計シェアは99.8%となり、前年度から0.1ポイント増えた。また、トップ3のシェアは92.5%から0.4ポイント増の92.9%まで伸びた。

なお、航空等利用運送による宅配便は、ヤマト運輸の航空扱い・タイムサービスが微増となった以外は揃って前年割れとなった結果、全体の個数も大幅にマイナスとなった。

●メール便、日本郵便が7割近いシェア

一方、メール便の総取扱冊数は、3.7%減の52億6394万冊だった。前年実績を上回ったのは首位の日本郵便「ゆうメール」と3位のポストウェイ「ポストウェイ便」で、2位のヤマト運輸「クロネコDM便」はクロネコメール便の廃止によるサービス変更で2割近いマイナスとなった。

その結果、日本郵便「ゆうメール」のシェアは前年度の61.5%から67.2%まで大幅に伸び、寡占化の傾向がさらに強まった。

カーゴニュース 7月28日号

powered by cargo news

富士物流は、物流・倉庫ソリューションの一括アウトソーシング(3PL)を実現します。