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物流業界ニュース(物流/運送情報)

AGV国内市場、19年度に112億円に拡大 矢野経済研究所が調査

 15年度は94億円、製造現場以外の物流・倉庫向けなどへの用途拡大がカギ

矢野経済研究所はこのほど、AGV(無人搬送車)市場に関する調査結果を公表した。それによると、2015年度の国内AGV市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比22.3%増の94億2700万円となり、19年度には112億9000億円まで拡大すると予測した。また、新規需要開拓のためには、製造現場以外をターゲットにするメーカーの新たな展開がカギを握るとしている。

同調査は今年7〜9月にかけて、国内AGVメーカーや関連団体への調査・ヒアリングなどをもとにまとめた。

15年度のAGV市場規模が大きく拡大した背景には景気回復があるとして、16年度見込みも8.8%増の102億5700万円に拡大傾向が続くと予測。また、需要用途別に15年度の市場を見ると、自動車や食品・飲料、医薬品などのFA向け全体の90%程度を占めており、需要を支えていると指摘。

今後の需要拡大に向けては、未導入の新規ユーザーの獲得がカギを握るとして、新たな用途として「物流・倉庫向けや小売業向けに期待が集まる」とした。ただ、こうした新規ユーザーはAGVの使用経験がないため、使用環境に合った安全対策が重要になると言及している。

今後の国内での需要予測については、17年度以降も伸び率こそ低下するものの拡大傾向を維持するとして、19年度には112億9000万円になるとの見通しを示した。「限られた空間で限られた人が使用する環境を打破することが求められる」として、製造現場以外での需要開拓に向け、メーカーからユーザーへの積極的な働き掛けや現場に即した提案が求められるとしている。

カーゴニュース 10月20日号

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