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物流業界ニュース(物流/運送情報)

6割の学生が「絶対にドライバーになるのが嫌」と回答 物流関連ゼミ発表会

身内に就職を薦めたくない現役ドライバーも7割

NS物流研究会(樋口恵一会長)は19日、2016年物流関連ゼミ学生による研究発表会を東京海洋大学越中島キャンパスで開催し、過去最多の10校のゼミが参加した。このうち大阪産業大学の浜崎ゼミは「トラックドライバー不足を解消するための就業実態調査」の結果を発表。学生アンケートの結果、条件を問わず「絶対にドライバーになるのは嫌」と答えた学生は全体の6割、現役ドライバーへのアンケートでは身内にドライバー職を薦めたいかという問いに7割が「いいえ」と回答していることが分かり、労働環境の改善と業界のイメージアップが不可避とした。

同大学の学生75人(男性60人、女性15人)に調査を実施したもの。トラックドライバーになりたくない理由としては回答の多い順に「肉体労働」「労働時間が長い」「休みが少ない」「仕事が面白くなさそう」が挙げられた。

一方、関西圏勤務の18社のトラックドライバー114人(男性111人、女性3人)の就業実態を調査。年齢構成は、全体の約75%が40代以上で約15%が60代居以上で、20代は8%、30代が19%だった。

また、1日あたり12時間以上働いている人が全体の53.5%あり、休日が月5回以下のドライバーが約半数。68%が給与に不満を持っているが、新卒でドライバーになった人は給与の満足度が約80%と高かった。

ドライバーの仕事については「続けたい」が47%で「続けたくない」は11%。しかし、身内にドライバーを「薦めたくない」との回答が67%、「薦めたい」は5%。「職場環境」「人間関係」「休暇のとりやすさ」の満足度は高かった。

このほかのゼミの発表でもトラックドライバー不足に関する研究テーマが多く、長距離運転に自動運転を導入したことによる改善効果を示した研究や、再配達をなくすために、追加料金の徴収を提案する発表もあった。

カーゴニュース 11月24日号

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