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物流業界ニュース(物流/運送情報)

自動運転技術の実用化に向け、省内に「自動運転戦略本部」設置

国交省生産性革命本部 来年度からトラック隊列走行の実証実験を開始

国土交通省は11月25日、石井啓一大臣を本部長とする生産性革命本部の第4回会合を開き、すでに選定されている13プロジェクトに加え、7つのプロジェクトを新たに選定した。このうち「クルマのICT革命」では、トラックの隊列走行など自動運転技術の実用化に向け、国交大臣を本部長とする「自動運転戦略本部」を省内に設置し、12月上旬に初会合を開くことが明らかになった。

自動運転技術の実用化により、運送効率の向上や新たな交通サービスの創出が図られ、大幅な生産性向上につながる可能性があるが、実現のためにはルール整備やシステム実証が必要。このため、トラック隊列走行、ラストワンマイル自動走行の各分野で来年度以降、実証事業を開始する計画。

トラック隊列走行では、夜間の高速道路で、後続車両無人の3台以上のトラックの隊列走行を実現することを将来像として、2017年度にテストコースにおける実証を開始し、18年度に可能な区間から実証実験を開始する考え。同時に、電子連結が途切れた場合の検知や割り込み防止、共同運行時の運行管理などの課題も検討する。

ラストワンマイル自動走行では、専用空間化された最寄駅等と最終目的地のラストワンマイルを結ぶ新たな移動サービスなどの実現を目指す。このほか、自動運転の実現に不可欠な「ダイナミックマップ」の実証も行う。

自動運転戦略本部では今後、適宜、会合を重ね、来夏の平成30年度予算の概算要求前に中間とりまとめを行う方針。

なお、当日の生産性革命本部では、これ以外にも「インフラメンテナンス革命」「ダム再生」「下水道イノベーション」「鉄道生産性革命」「航空インフラ革命」「気象ビジネス市場の創出」の各プロジェクトが新たに選定された。

■コールドチェーンの国際標準化も追加

また、当日の本部会合では、すでにプロジェクトに選定されている「オールジャパンで取り組む物流生産性革命の推進」が拡充され、「物流システムの国際標準化の推進」が追加された。具体的には、アジア等の新興国に日本の高品質なコールドチェーンの物流システムを普及させることが目的。国交省ではすでに、今年3月に「我が国物流システムの国際標準化の推進等に関する連絡検討会」を立ち上げており、来年以降早期にクール宅配便サービスの国際標準化を目指している。

カーゴニュース 12月1日号

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