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物流業界ニュース(物流/運送情報)

「中継輸送」の普及・実用化に向け、手順書とりまとめ

 物効法による補助金で計画策定への支援も 国交省

国交省は3日、第4回「貨物自動車運送事業における中継輸送実証実験モデル事業有識者検討会」を開催し、1月下旬から2月上旬にかけて実施した中継輸送実証実験を通じて見えてきた課題の整理と中継輸送実施手順書のとりまとめに向けた検討を行った。今後は3月下旬に中継輸送実施手順書をとりまとめ、国交省ホームページで公開し、中継輸送の普及・実用化へ向け、周知を図っていく。

また、来年度からは、物流総合効率化法に基づき、総合効率化計画策定のための調査事業への経費補助や、設備導入のための経費補助を通じ、中継輸送の取り組みへの支援を行う考え。

実施手順書は中継輸送を検討する中小の事業者への利便性を高める内容にし、中継輸送における「コーディネートの役割」「実施に向けて検討すべき領域について」「中継輸送の普及・実用化に向けたコーディネートの役割」等を主な柱とするとともに、実施の場面で必要となる保険や協定書、料金処理の仕組みについて、実証実験の結果を踏まえ具体的な項目を盛り込む。

実施した実証実験の概要はの通り。中継は「貨物の積み替え」と「ドライバー交替」の2方式だった。参加事業者からは、今後も中継輸送に取り組む意欲があることが確認され、各社の事業環境を踏まえた上で様々な方式の中継輸送の可能性があることが認識された。

検討会では、中継輸送はドライバー不足を解消するための有効な施策ではあるものの、中継地点の設定や事業者間の調整を行うためにコスト増が課題となることや、トラック事業者間の事前調整や与信関係、さらに順法性等の多様な課題を解決する必要があることが認識された。また、事業者間だけでなく、荷主と事業者が一丸となって実施する必要があるという意見も多く、積み卸し地での待機時間や付帯作業について見直しが必要であり、そのためにも荷主の協力が重要になるという指摘もあった。

カーゴニュース 3月9日号

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