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物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省 大規模施設の物流効率化に向け、今月下旬に手引き策定

 建築物の設計・運用の両面から円滑化を図る

国土交通省は7日、第5回「物流を考慮した建築物の設計・運用検討会」(苦瀬博仁座長・流通経済大学教授)を開催した。同検討会は、物流の効率化と円滑化を考慮した大規模建築物の設計・運用のための手引き策定のための検討を行っており、今回はガイドライン素案をもとに議論を行った。3月下旬に開催する次回の会合で、最終的に手引きをとりまとめる。

手引きでは、建築物について効率的で円滑な物流を実現するため、建築物の計画段階から物流を考慮することの重要性と運用方法を提案するとともに、既存の建築物に関しては、建物の規模や用途に応じた運用面で効率化・円滑化を図るためのノウハウを提案する。

設計面での提案は、計画から維持・管理までの各段階で、留意点を示すこととしている。具体的には、(1)計画段階では効率的な館内物流・共同物流を実現できるよう設計案を整理する、(2)設計段階では荷捌駐車場の位置、搬出入用の車路の配置、荷捌スペースの大きさ、貨物用エレベータや通路の配置、搬出入時の動線などを考慮する、(3)施工段階では、設計段階で想定した物流をハード面で検討し、接車バースや駐車場ゲート、車路などで円滑化のための改修が必要な事項について確認後に工事を実施する、(4)引き渡し段階では、実際に車両を走行させ最終確認を行い、館内物流を実施する場合は、物流事業者とともに運用の観点から設備の検証を実施する、(5)維持・管理の段階では、施主の理解の上でテナントが効率的運用を実施できる方法やルールを確立する――など。

運用面では、既存の建築物において、施設の規模や用途に応じて効率的で円滑な物流を実現するために、施主、建築物所有者、テナント、物流事業者が活用できる優良事例を紹介し、運用に取り入れることの提案等を盛り込み、関係者がイメージしやすい内容とする。

カーゴニュース 3月14日号

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