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物流業界ニュース(物流/運送情報)

「運賃は貨物運送の対価」 標準約款を改正し10月施行

 荷待ちの料金化も規定 トラック輸送中央協議会

国土交通省は19日、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会」と「トラック運送業の生産性向上協議会」を開催した。貨物自動車運送標準約款と書面化推進ガイドラインならびに下請・荷主適正取引推進ガイドラインの改正案が事務局から報告され、了承された。

約款の改正案では、「運賃」は運送に対する対価であることを明確化する。運送状の記載事項について「待機時間料」「積込み料」「取り卸し料」等の料金の具体例を規定することとし、発地または着地での荷待ちへの対価を「待機時間料」と、発地・着地での積込み・取卸しは「積み込み料」「取り卸し料」と規定。また、「附帯業務」の内容に「横持ち」「縦持ち」「棚入れ」「ラベル貼り」「はい作業」を追加することとした。併せて、貨物の積付けは、運送事業者の責任において行うことを明確にした。

 書面化推進ガイドラインは、運送引受書の記載事項に「料金」を追加し、具体例として「待機時間料」「積込み料」「取卸し料」「附帯業務料」を規定することとし、附帯業務に「横持ち」「縦持ち」「棚入れ」「ラベル貼り」「はい作業」を追加。また、運送引受書の基本様式に料金の内容が記載できるように改正する。下請・荷主適正取引推進ガイドラインにおいても「運賃」は貨物の場所的移動と運送に必要な積付け業務に対する対価とすることを明記する。

今後はパブリックコメントを実施した後、改正後に7月に公布、10月から施行する。

この他、協議会では各都道府県での16年度のパイロット事業の概要について報告が行われた。また、トラック運送の生産性向上の手引きと荷主との運賃交渉を進めるための原価計算活用を促進するパンフレット策定も報告され、業界での活用促進を図ることが了承された。

カーゴニュース 5月25日号

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