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物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省 ドローンポートの指針策定へ

 安全な利用に向け必要事項を整理

国土交通省は6日、物流用ドローンポート連絡会(鈴木真二座長・東京大学大学院教授)の第5回会合を開催し、9月と11月に実施した物流用ドローンポートシステムの検証実験の結果を報告。また、物流用ドローン実用化に向けて、ドローンポートシステムの安全な利用方法の策定・周知が必要となるという観点から、必要事項を規定するガイドラインを策定することを決めた。

9月6日に長野県伊那市長谷地区で実施した検証実験では、システムを構成する機能の検証を実施。道の駅から高齢者専用住宅までの片道400mを高度50メートルで往復飛行し、雑穀米500gを輸送した。着陸中にドローンポートへ第三者が立ち入った際、機体が自動で着陸を中断し、停止できることを確認。またクラウド型の運用支援システムにより、ドローンポートの状況を遠隔監視できることを確認した。

11月13日に同地区で実施した道の駅の商品を郵便局に輸送することを想定した実験。実験用ではなく一般機体をシステムに接続し、機体制御とクラウドによる遠隔監視などの検証を試みた。郵便局員が注文票を入れた箱をドローンに取り付けた後、郵便局から離陸し、道の駅に着陸後、道の駅の店員が箱を取り出し注文の商品を箱詰め。道の駅から郵便局に戻ってきたドローンから郵便局員が箱を取り出し、商品を受け取る実験だった。当日の公開実験では飛行中の機体に異常が検知されたため飛行を中止したが、事前に実施した6回のリハーサルにより必要な検証結果は得られた。

連絡会では実験結果を踏まえ、過疎地での物流用ドローンポートシステム利用ガイドラインを策定することを決めた。ガイドラインでは、物流用ドローンポートシステムを安全に利用するための要件や運用上必要な事項を規定する。

具体的には、システムの利用条件や方法をはじめ、飛行経路の設定、飛行させる場合の運用上の注意点、事故発生時の対応方法、リスクアセスメントの方式や考え方などを盛り込む。来年2月に素案を取りまとめ、3月末までに策定する予定。

カーゴニュース 12月12日号

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