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物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省/経産省 トラック隊列走行で23日から実証実験

 高速道路でCACC技術を活用

国土交通省と経済産業省は23日から25日まで、新東名高速道路浜松SA〜遠州森町PA間で、国内メーカー4社のトラックによる高速道路での後続有人隊列走行の実証実験を行う。共同開発したCACCを用いて、異なるメーカーが製造したトラックによる後続有人隊列走行は世界初となる。

実験では、通信で先行車の制御情報を受信し、加減速を自動で行い、車間距離を一定に保つ機能である CACC(Cooperative Adaptive Cruise Control=協調型車間距離維持支援システム)を活用。トラック隊列が周辺走行車両の乗員からどのように認識されるか(被視認性、印象など)、トラック隊列が周辺走行車両の挙動(追い越しなど)に及ぼす影響などを確認する。

日本のトラック物流事業者には、経営効率の改善や運転者不足への対応、安全性の向上などの観点から、隊列走行への期待が大きく、とりわけ、運転者不足問題は深刻で、運転者の年齢構成が高齢化する中、今後、業界の存続に関わる問題とも認識されており、特に運転者の確保が最も難しい夜間の長距離幹線(東京〜大阪間)輸送などを隊列走行によって省人化する強いニーズがある。

また、車間距離が短くなることで空気抵抗が減少して燃費が改善することによる省エネルギー効果や、隊列を形成する前や解除した後に各々のトラックが独立して走行できるという既存の機械牽引などの手段にはない、汎用的な運用を行えるなどの効果が期待されている。

経産省・国交省が昨年6月に閣議決定した「未来投資戦略2017」に基づき、移動革命の実現にむけた主な取り組みのひとつである高速道路でのトラック隊列走行を実現するための実証事業を16年度から18年度の間、豊田通商に委託。16年中は、公道実証に向けた安全を確保する車間距離に関連した事項について検討して具体的な走行場所や走行方法を確定し、走行計画を整備。

なお、1月30日から2月1日の間には、北関東自動車道にて高低差への対応などを確認するための技術実証を実施する予定。

カーゴニュース 1月18日号

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