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物流業界ニュース(物流/運送情報)

東京港の渋滞緩和対策を検討

 年度内に具体案を提示

政府が官邸に設置した「貿易手続き等に係る官民協議会」では、東京港での渋滞緩和に向けた対策を検討しており、年度内に対策案を提示することがわかった。現在、(1)港内入退出の円滑化へ向けた統一ゲートの設置(2)施設容量不足に対応した横浜港との連携(3)貨物搬出入の予約システムの導入――など、いくつかの施策案の整理しており、年度内に開催する次回会合で具体策を提示し、議論することとしている。

東京港コンテナふ頭の外貿コンテナ貨物取扱個数は一貫して増加傾向が続いている。最大処理能力の年間360万TEUに対して、2016年では425万TEUとなるなど、施設容量を大きく超えた状態が続いている。また、輸入品を午前中に納品するよう荷主から支持されるトラック事業者が多いため、納品前日の夕方に引き取りの車両が集中する傾向が強い。そのため恒常的な港頭での渋滞が発生し、課題となっていた。

東京都では交通混雑の解消に向けた種々の取り組みを進めている。施設の容量不足を解消するために、中央防波堤外側に120万TEU分の貨物処理能力をもつ新たなコンテナターミナル(Y1〜Y3)を整備し、新規ターミナル(Z1)を計画。既存のふ頭の再編やY2ターミナルでの大型クレーンの導入による処理能力強化も図っている。

また、ゲートオープン時間の1時間前倒しやストックヤード実証実験、車両待機場およびバン・シャーシプールの整備、台切りシャーシの取り締まりの強化など諸施策を実施。その結果、渋滞の長さは11年12月と16年12月の平均を比較すると、1.26qから0.63qと約50%減少することができたが、さらなる渋滞緩和を求める声が上がっていた。

カーゴニュース 2月15日号

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