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物流業界ニュース(物流/運送情報)

18春闘 賃上げ20年ぶりの高水準に

運輸労連は628円、交通労連は856円のアップ

今年の春闘賃上げは、総じて高水準だった。解決済み労組の賃上げ額(単純平均)をみると、運輸労連では628円の上積みを実現、交通労連では856円のアップを獲得した。トラック運送業での働き方改革や労働環境改善に社会的関心が高まるなか、大手を中心に好調な業績を背景として賃上げが進んだ格好だ。今後は賃金の引き上げに加え、ドライバー不足への対応を踏まえ、労使双方による職場環境改善の取り組みに注目が集まりそうだ。

大手単組は1006円上積み

運輸労連(難波淳介委員長)がまとめた春闘賃上げ解決状況によると、20日現在で解決済み213単組の解決額は単純平均で2550円となった。前年実績を628円上回った。解決額の平均が2000円を超えるのは1998年以来、20年ぶりとなる。

このうち、解決済み大手単組(13単組)の解決額は4389円で前年実績の3383円を1006円上回った。また、大手を除く全国9ブロックの平均は2429円で、前年実績を558円上回った。また、夏季一時金の解決済み113単組の状況は、単純平均29万9090円で、前年実績の23万5018円を6万4072円上回った。このうち大手単組(12単組)は44万7124円で、1万747円増となった。大手を除く全国9ブロックの平均は28万2074円で、5万5137円増となった。

労働条件改善でも一定の成果

一方、交通労連(山口浩一委員長)のトラック部会がまとめた春闘解決状況(20日現在)をみると、解決済み47組合の解決額は単純平均で3384円となり、前年実績を856円上回った。 臨時給(一時金)では36組合が解決済みで、そのうち28組合が前年実績に上積みを果たし、同月・同額以上の解決となった組合は35組合となった。

交通労連では今回、賃上げに加え、労働条件についても交渉。17組合が労働時間に関する改善について合意。10組合が60歳以降の処遇改善について合意した。加えて7組合で、非正規労働者の労働条件改善について合意。労働条件についても、ある程度の成果を得られた感触だ。

カーゴニュース4月26日号

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