物流業界ニュース（物流/運送情報）
国交省 燃料サーチャージを「告示」に格上げ
国土交通省は１日、トラック運送業の「標準的な運賃」の告示に、燃料サーチャージの算出方法を付け加えた。国交大臣が発出した告示に含めることで、燃料サーチャージの設定や算出方法を〝格上げ〟した格好だ。告示として定めることで、燃料価格の高止まりが続く中、厳しい経営環境にあるトラック事業者の価格転嫁の動きを促進する考え。これまでは燃料サーチャージの算出方法は国交省の通達の中で「運送事業者が自社の運賃の設定に係る原価計算において基準とした燃料費を燃料サーチャージの基準価格として設定することが望ましい」と定めていた。今回、大臣告示の中に含めることで官報に掲載し、より広く周知を図るとともに、燃料サーチャージの重要性をより強調した。
カーゴニュース３月７日号
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