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物流業界ニュース(物流/運送情報)

大阪税関 2021年はジンの輸出が過去最高に

近畿圏のシェアが数量、金額とも8割

大阪税関によると、2021年の全国ジンの輸出数量、金額はともに過去最高、港別では大阪港のシェアが全国トップとなった。全国、近畿圏ともに西欧、北米の順に多く輸出されており、この2地域で全体の6割以上を占める。21年1〜10月の経済圏・港別の実績を見ると、近畿圏のシェアが数量で89.5%、金額で85.6%といずれも全国の8割以上。ジンの大手輸出者の製造拠点が関西に所在しており、大阪港、神戸港から近いことが要因であると想定される。21年1〜10月ジンの輸出数量は全国が3714キロリットル、近畿圏が3323キロリットル、輸出額は全国が25億6600万円、近畿圏が21億9700万円となり、いずれも過去最高を記録した。輸出の推移を見ると、10年前の11年には全国で輸出額がわずか100万円、近畿圏は実績なし。ところが、16年より輸出実績が少しずつ出始めると、年を追うごとに輸出数量、金額は急上昇。前年の20年こそ、輸出額が前年比マイナスとなったものの、21年に入り再び増加に転じ、前年同期比は1〜10月の比較で数量が全国で95.7%増、近畿圏で87.2%増、金額が全国で88.3%増、近畿圏で82.5%増と大きく増加した。

カーゴニュース1月13日号

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