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物流業界ニュース(物流/運送情報)

斉藤国交大臣 国際海コン輸送、適切に状況を把握

斉藤鉄夫国土交通大臣は4日の記者会見で、国際海上コンテナ輸送のスケジュールの遅延やスペースの逼迫、海上運賃の高騰に対する国交省としての対応を説明した。国際海上コンテナ輸送について、「一昨年の7月以降、アジア発北米向け等のコンテナ荷動き量が大幅に増加したこと、北米西岸等を中心とする港湾混雑等により、コンテナ船の洋上での滞船や慢性的な運行遅延が生じていること等により、世界的な需給の逼迫が発生し、その結果、海上運賃の高騰やスケジュールの乱れが生じている」と認識を説明。国交省の対応として、「昨年4月および今年1月には、船社・荷主団体等が一堂に会した情報共有会合を関係省庁と共同で開催するなど、現状や今後の見通し等に関して、随時情報共有を行っている。北米西岸における港湾混雑については、米国連邦政府や港湾当局において改善に向けた取り組みが進められているが、我が国の状況や対応の必要性等について、アメリカ側にも伝達している」とした。そのうえで、「主な原因が運転士の不足や、倉庫、シャーシの不足とアメリカ側の事情ということなので、アメリカ側そしてカナダ側にしっかりとお願いするということがベスト。引き続き、状況を適時適切に把握・共有するなど、円滑で安定的な海上物流の構築に向け、関係事業者や関係省庁と連携して、しっかりと対応していく」と述べた。

カーゴニュース2月10日号

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