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物流業界ニュース(物流/運送情報)

環境省 CT等のヒアリ対策で法改正を検討

「おそれ」の段階から国が協力要請

コンテナヤード等のヒアリ対策で法改正が検討されている。中央環境審議会の答申では、ヒアリなど特定外来生物が付着、または混入している「おそれ」のある段階を含め、物品や土地、施設の所有者・管理者等に対し、国からの防除の協力要請等の働きかけを可能とする法的な枠組みを構築することが適当とされた。現行法では、特定外来生物が付着等していることが確認された場合は、当該特定外来生物の運搬に規制がかかる一方、「おそれ」の段階では、現行法においては運搬の禁止に係る規制はなく、事業者の任意の協力に基づき対応してきているが、そうした協力を得られないケースも発生している。ヒアリ対策を巡っては、港湾等での確認事例は減少せず、多数の有翅女王アリを含む営巣確認事例が3年続いている。コンテナヤード等のヒアリ侵入箇所における営巣を防止する環境整備、港湾、物流関係者との連携強化による監視・初期防除体制の強化、内陸での営巣確認時等の確実な防除に向けた体制整備が課題となっている。

カーゴニュース2月24日号

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