物流業界ニュース(物流/運送情報)
国交省 軽乗用車を軽貨物運送で利用可能に
最大165sまで対応
国土交通省はこのほど、貨物運送事業での軽乗用車の使用を認めることを決めた。これまで貨物軽自動車運送事業で使用できる車両は軽貨物車に限定されていた。一方、政府が6月7日に閣議決定した「規制改革実施計画」で、軽乗用車の使用を可能とする検討に着手し、必要な措置を講ずるよう示された。これを受け、国交省では軽乗用車についても、通達に基づき貨物軽自動車運送事業に使用できるようにする。現在パブリックコメントを実施中で、10月に施行する。貨物運送事業に使用できる軽乗用車で積載できる貨物の重量は、法令に基づき乗車定員人数1人分を55kgとする。4人乗りの軽自動車でドライバー1人が乗車する場合、「55sかける3人」で最大165sの貨物を輸送できる。
カーゴニュース8月30日号