物流業界ニュース（物流/運送情報）
「軽作業系」が過去最高の時給に
コロナ関連需要で求人が増加
エン・ジャパン（本社・東京都新宿区、鈴木孝二社長）がこのほど発表した７月の三大都市圏平均時給は１６２８円で前月比０．９％増、前年同月比０．２％増となり、全職種で前年同月比プラスだった。中でも「軽作業系」は１２６３円で前月比０．１％増、前年同月比５．８％増となり、過去最高時給を記録した。「軽作業系」では、ＥＣ化が広がったことでオンラインでの購買者が増加。新たに物流倉庫が建設されるなど、梱包や検品の求人需要が活況。７月は特に新型コロナウイルス関連の求人が増加した。感染者数の拡大にあわせて、自宅療養者向けの支援物資のピッキングや、抗原検査キットの組み立てなどの求人が目立つ。需要の増加に加え、同一労働同一賃金の影響で昨年よりも時給が引き上げられた求人が多く、時給上昇の一因となっている。
カーゴニュース８月３０日号
富士物流は、物流・倉庫ソリューションの一括アウトソーシング（３ＰＬ）を実現します。
