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物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省 遠隔点呼、早朝・深夜に効果あり 第2回承認でトラック大幅増加

第2回承認でトラック大幅増加

 国土交通省は9月28日、4月に始まったIT機器を活用した遠隔点呼制度に基づき、今月から12月にかけて遠隔点呼を開始する77事業者(トラック53者、バス15者、タクシー9者)を承認した。第2回にあたる今回は7〜9月実施の初回承認事業者は23事業者(トラックが13者、バスが8者、タクシーが2社)よりも54者増えた。そのうちトラックは40者増と大きく伸びた。また、国交省は第1回承認の各社を対象とした7〜8月の運用実態調査の結果概要を発表した(回答者:トラック8者、バス7者、タクシー1者)。実施した遠隔点呼回数を時間帯別にみると、朝4〜8時の間が全体の約35%と最も多く、夜20時〜0時の間が19・5%と次に多かった。続いて午後16〜20時が17・8%、正午〜午後16時が17・4%と並んだ。遠隔点呼の実施機会は早朝と深夜で半数超の約55%を占めていた。また、16者トラックが8者、バスが1者、タクシーが1者から「運行管理者の負担が減った」と回答があり、負担軽減について一定の効果が確認できた。トラックからは「運行管理者の早出・残業など時間外勤務が減った」との声が複数寄せられた。

カーゴニュース10月4日号

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