物流業界ニュース（物流/運送情報）
国交省 サーチャージを「標準的な運賃」の一部に
国土交通省は１９日、トラック運送業での燃料サーチャージの算出方法について、標準的な運賃の告示制度の一部に含めることとした。燃料サーチャージについて関係者により広く周知することが狙い。２０２０年４月に告示された標準的な運賃告示では、燃料サーチャージについては「別途定めるところにより収受すること」と規定しており、具体的な算出方法は告示していなかった。昨今の燃料費高騰を受け、標準的な運賃告示のなかにサーチャージ算出方法が示されていることが事業者にとって荷主との交渉を行いやすくなるとの考えがあった。サーチャージ交渉を後押しする意味もあり、国交省では燃料サーチャージガイドラインの別添資料としていたサーチャージ算出方法を標準的な運賃の告示に含めた。なお、算出方法自体は変更していない。
カーゴニュース１月２４日号
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