1. 【富士物流TOP】
  2. 物流業界ニュース
  3. 2022年1月
  4. 財務省通い容器の免税手続きで簡素化対象拡大

物流業界ニュース(物流/運送情報)

財務省通い容器の免税手続きで簡素化対象拡大

財務省は2022年度関税改正で、通い容器に係る免税手続の簡素化の対象を拡大する。通い容器の取引で輸入者と輸出者がともにAEO(認定事業者)である場合や、AEO輸入者による通常の輸入申告でも簡素化の対象とする。日本から輸出された通い容器で、再輸入されるものおよび日本に輸入される通い容器でその輸入の許可の日から原則として1年以内に再輸出されるものは、輸入の際に関税および消費税を免除することとされている。また、輸出入双方のAEOの承認を受けている同一の者(AEO輸出入者)が扱う特例申告を利用した貨物については、一部提出書類を不要とする等、簡素な免税手続(簡素化)が可能となっている。通い容器の取引では輸入者と輸出者が異なる場合があるが、それぞれがAEO輸入者およびAEO輸出者の承認を受けていれば、確実な貨物管理と税関手続の適正な履行が期待でき、簡素化の対象とする。また、AEO輸入者は、特例申告を選択しない場合の通常の輸入申告でも適正な申告が期待できることから、通常の輸入申告貨物についても簡素化の対象とする。

カーゴニュース1月16日号

powered by cargo news

富士物流は、物流・倉庫ソリューションの一括アウトソーシング(3PL)を実現します。