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物流業界ニュース(物流/運送情報)

国交省/NACCS サイバーポート・NACCSを直接連携

物流・税関手続きのワンストップ化へ

国土交通省と輸出入・港湾関連情報処理センター(NACCS、本社・東京都港区、平松均社長)は港湾物流の手続き円滑化に向けてシステム間連携を推進する。国交省が主導する港湾物流の手続き円滑化システム「サイバーポート(港湾物流)」(Cyber Port)とNACCSが運営する「輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)」の間で直接データ連携を可能とすることで物流手続きと税関手続きのワンストップ化を実現する。システム連携により、双方のシステムの利用者の利便性向上を図る。連携機能の運用開始は2023年3月を予定している。具体的には、システム間のデータ変換機能を活用し、サイバーポート上で作成した帳票データをNACCSの各種業務コードに変換。作成済みのデータが使えるため、NACCSの手続きに要する入力作業が軽減できる。入力が必要な情報項目の約8割が自動入力で処理できるようになり、港湾物流事業者は大幅に業務を効率化できる。また、サイバーポート上でもNACCSの照会業務を行えるようにする。NACCSにおいて確認した「通関手続きの状況」や「貨物の搬入状況」などをサイバーポートの帳票に反映することが可能となり、物流手続きの後続業務が円滑かつ効率的に実施できるようになる。

カーゴニュース4月21日号

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