プロジェクトストーリー 第1章 課題を分析・提案

第1章 課題を分析・提案

第2章 移管・立ち上げ

第3章 物流パートナーとしての想い

商談スタート プロジェクト立ち上げ

東日本大震災以降、スマート・モビリティとしてますます注目されている自転車。ミズタニ自転車でも取扱量・販売量が伸び続け、物量が増えていく中で、事業拡大&グローバル展開を見すえた物流体制の抜本的な見直しの必要に迫られていました。

渡邉
当初、お客様のもとにお伺いした時には、これまで以上の物量に対応できる物流体制の構築を検討されている状況でした。しかし、当社が実際にヒヤリングさせていただく中で、今の作業効率では、今後さらに物量が増えたとき「顧客への納期を確約できない」などの課題があることもわかり、これは当社の運営内容にマッチしている案件であると確信しました。大型倉庫への移管による拠点集約と同時に作業の効率化をはかり、さらには当社国際部門と連携してスムーズな国内外の一貫物流もサポートできると思ったのです。
横山
自転車へのニーズが高まり、グローバル展開も拡大する中、品質を維持するためのWMS(倉庫管理システム)や作業効率化に向けたFKS(富士物流改善システム)など、当社が得意とする技術がお客様の課題に合致すると感じました。お客様の事業拡大のパートナーとして自分たちの力が存分に発揮できる久しぶりの大きなプロジェクトだったので、この話が入ってきたときは、俄然やる気になりましたね。
山田
最初に前業者の倉庫に視察に入った際、保管にもかなり工夫されていたので、果たして移管後にどこまで違いを見せられるのか不安もありました。商品がネジ1本から、タイヤ、完成自転車までと多様で、サイズも小さなものから大きなものまで幅広いため、いかに効率的な作業体制を構築するかがキーになると思いました。

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現状の課題を分析 WMS(倉庫管理システム)の提案

まずは、顧客データをもとに現状の課題について分析。さらに「FKS活動(富士物流改善システム)」部門の協力を得て現場に赴き、作業工数・保管状況などを調査。
見えない課題もあらい出し、富士物流自慢のWMS(倉庫管理システム)により、作業を合理化する提案を行いました。

山田
現地調査を行ったところ、雑多な倉庫の中で、熟練のスタッフが「どこにその商品があるのか、●●さんしかわからない」という状態の中、自分の記憶だけを頼りにテキパキと働いており、正直、その熟練された技に圧倒されました。
横山
当時、自転車商材についての商品知識が十分でなかった当社が、どのように前業者から引きついでいくのかが、大きな課題でしたね。
山田
ところが実際に作業工数の調査結果をみると、作業員の移動速度は速いにもかかわらず、商品を探す・同じ通路の移動をくりかえすなど、非効率的な状況があることもわかり、当社のWMS(倉庫管理システム)をいかすことができると感じました。
渡邉
富士物流のWMSは物流を熟知したものが開発を行う、作業支援のシステムです。作業者がいかに考えずにその作業を行うことができるか、生産性をあげることを重視しています。さらに、パッケージ自体を自社開発しているので、お客様ごとの運用に合わせて柔軟にカスタマイズしていくことが可能であることも強みになっています。
横山
効率化を推進するためのひとつのテーマとして保管スペースの圧縮がありました。タイヤ、ホイルなど保管が難しい形の物が多く、ただ棚の上に置くだけでは無駄なスペースができてしまいます。そこで、サイズ分類を調査し、5種類のカートンボックスを制作。また、商品を誰もが識別できるよう、オリジナルのラベルを貼ることなどを考えました。

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