
作業効率向上に向けた仕組み作り
Y.N.
- 出身学部
- 海事学部 輸送情報システム工学科
- 所属部署
- 技術本部
情報システム部 システム開発第一課
- 2007年入社~ 本社 システム開発課 所属
-
- 国内3PL立上げ支援(システム設計)
- 海外3PL立上げ支援(システム設計)
要望を取りまとめ、最適なシステムを考える
主な仕事は、営業部門と連携してお客様にシステム提案したり、現場と議論して業務運用に適したシステム設計をしたり、協力会社のメンバーと一緒にシステムを開発したりすることです。ちなみに開発しているシステムとは“WMS”と呼ばれる倉庫内管理システムです。皆さんは家の中において、どこに何があるかを把握出来ていますか?私は出来ていません(笑)。 家の中でも覚えきれないのですから、何千坪もある大きな倉庫ならもっと大変ですよね。そんな厄介なことをサポートするのがWMSです。いつ商品が倉庫に到着して、それをどこのお客様に送り、その作業は誰が行ったかを記録します。また、商品を取りに行く場所や、梱包する箱のサイズを作業者に通知したり、収集した情報を解析し業務効率向上に貢献する統計情報の提供をしたりします。特に新規顧客案件では、イチから業務を作り上げていきます。具体的にはお客様と現場の要望を取りまとめ、その業務にとって最適なシステムは何かを考えます。その中で自分の提案した作業方法などが採用され、実際の作業に効果があることを目の当たりにした時はとても嬉しく思います。
如何に効率よく、ムダなく仕事するかを追求

大学では輸送情報システム工学科を専攻していました。その名の通り物流に深く関係している学科ですが、知識を深める程に「モノ」が当たり前の様に有るべき場所に存在していることの凄さと物流の重要さを感じていきました。また、学生時代にしていた飲食店のアルバイト経験を通じて、自分は如何に効率よくムダなく仕事をするかを追求することが好きな性格だと感じていました。そのような中で、当時、資本・業務提携をしていた(株)豊田自動織機のTPS(トヨタ生産方式:Toyota Production System)を物流現場に取り入れ、ムダを無くす取り組みを行っていた当社に魅力を感じて入社を決めました。ちなみに現在は豊田自動織機との資本・業務提携は解消しておりますが、その文化はFKS(富士物流改善方式:Fujibuturyu Kaizen System)として残っています。
入社後の配属はシステム部門となり、多くの現場でシステム導入を行う中で様々なお客様の物流業務に携わり、世の中に貢献出来ていることを実感しています。
悩むより先に動く
働くうえで大切にしている事は“思い立ったら、すぐやる”事です。何かを達成する為に悩むのは良いことだと思いますが、やるかやらないかで悩んでいる時間はムダにもなります。それなら悩むより先に動くことも必要だと思います。そして、失敗してもメゲないことです。大切なことは失敗と向き合い、その教訓を次のチャンスに活かすことです。学生の皆様もこれから様々な局面で失敗を経験していくかと思いますが、その失敗を恐れず次に繋げる事を考え、どんどんチャレンジをしてみてください。それが成長する近道だと社会人になって身に染みて感じています。
近年、世の中の著しいIT技術の進歩は目を疑う程です。今後はより一層少子高齢化が進んでいく中で、如何にIT技術を取り入れて人の仕事を減らしていくかという事が重要になってくると思います。当社は新しい取り組みに対して果敢に挑戦できる風土があり、社内外問わず新たな技術を用いた提案をし易い会社だと思います。様々な挑戦を通して、失敗や成功を繰り返しながら会社を変えていく体験を共有できる仲間が1人でも多く入社して来ることを願っています。
ある日のスケジュール
平日編

作戦は「ガンガンいこうぜ」
遅れている人がいれば調整して全体の仕事量を分散する。
作戦は「みんながんばれ」
休日編

もちろん妻も一緒にやっています。
作戦は「いのちをだいじに」