運輸・物流職種の残業、3割で減少傾向

運輸・物流職種の残業、3割で減少傾向

エン・ジャパン(本社・東京都新宿区、鈴木孝二社長)は、日本最大級の総合求人サイト「エン転職」上で、ユーザーを対象に「残業」についてアンケートを実施した。それによると、84%が「残業の有無や平均時間等が転職活動における企業選びに影響する」と回答。「運輸・交通・物流・倉庫」では約3割で残業時間が減少傾向にあった。転職活動をする上で、残業の有無や平均時間等は、企業選びにどの程度影響するか、年代別で見ると、20代、30代は半数以上が「とても影響する」(20代55%、30代56%)と回答。男女別では、男性が44%に対し、女性は54%と10ポイントの差があった。女性の方が残業の有無や平均時間等が企業選びに影響することがわかる。ここ数年の残業時間の増加または減少傾向を聞くと、「変わらない」が50%。「増加傾向」(26%)と「減少傾向」(24%)はほぼ同じだった。業種別で「運輸・交通・物流・倉庫」は「変わらない」が48%、「増加傾向」が24%、「減少傾向」が28%だった。残業時間が「増加傾向」と回答した人の理由は「人員が足りないため」(75%)が最多。次いで「仕事量が増えたため」(67%)が続く。残業時間が「減少傾向」と回答した人の理由は「残業が制限されたため」(42%)が最多だった。

カーゴニュース 05月18日号

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