「運輸・倉庫」の1月の景気は4ヵ月ぶりに悪化

荷物量減少、人件費や燃料が高止まり

帝国データバンクによると、2026年1月の景気DIは前月比0.6pt減の43.8となり、8ヵ月ぶりに悪化した。国内景気は、年末商戦や旅行需要の反動が表れ、改善基調のなかでいったん足踏みとなった。「運輸・倉庫」も悪化した。1月は、年末商戦の反動減や大雪での外出抑制などが響き、耐久財など個人消費関連が落ち込んだ。また、宿泊業や観光バス・レンタカーなど観光産業の厳しさが目立った。物流費や人手不足によるコスト増も悪材料だったほか、設備投資意欲もやや低下した。他方、株価上昇など金融市場が堅調だったほか、好調なAI投資やソフト開発など、省力化・デジタル化の動きは底堅く推移した。「運輸・倉庫」の景気DIは43.8で前月比2.4pt減となり、4ヵ月ぶりに悪化。川上から川下業種まで幅広く景況感が悪化する中、「年末年始を過ぎると一気に荷物の量が減った」(一般貨物自動車運送)といった声も複数聞かれた。また、人件費や燃料費の高止まりなども負担となっている。今後の見通しでは、「建築資材の輸送を行っているが、2027年までは建築関連の需要は続くと聞いており見通しは良い」(一般貨物自動車運送業)、「大手自動車メーカーの予定輸出台数が維持されることは好影響」(港湾運送)という明るい声もあった。

カーゴニュース 2月10日号

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