成田空港、上期は輸出入とも5期ぶりマイナス

半導体等製造装置の輸出が28.6%減

東京税関は20日、2023年上半期分の成田空港貿易概況を発表した。輸出額は7兆2070億円(前年同月比5.9%減)、輸入額は8兆9058億円(4.5%減)で輸出入ともに5期ぶりの減少となった。差引額はマイナス1兆6988億円で24期連続の輸入超過となっている。 主要国・地域別では、米国は輸出が減少し、輸入は増加した。EU、中国とASEANは輸出入ともに減少した。主要品目では、半導体等製造装置の輸出が28.6%減と大きく減少。コロナ禍で伸びた医薬品の輸入も7.3%減だった。

カーゴニュース 07月25日号

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