国交省 新技術によるSC全体の効率化で事業公募

国交省 新技術によるSC全体の効率化で事業公募

国土交通省は、発荷主・輸送事業者・着荷主などが連携し、AIやIoTなどの新技術を導入してサプライチェーン全体の効率化を図る取り組みを支援するため、9日から2次公募を開始した。申請は9月15日まで受け付ける。 発荷主・輸送事業者・着荷主などが連携して作成するサプライチェーン全体の輸送効率化計画の実証にあたり、必要となる経費の一部を補助する。対象は「発荷主・輸送事業者・着荷主などの連携に必要となる共通システムに要する経費」および「共通システムと連携した輸送効率化機器の導入に要する経費」で、補助率はいずれも2分の1以内。要件は、事業実施以前と比較してエネルギー消費削減率が1%以上見込めること、発荷主・輸送事業者・着荷主を含む3者以上の連携であることなど。NX総合研究所が執行団体を務める。 同事業を通じ、例えば伝票やパレットなどの標準化・共通化、データ共有などにつながるほか、AIやIoTを活用して共通システム上のデータと無人搬送機、自動配送ロボットなどを連携させることで、大量の貨物を効率的に処理などが実現するとしている。

カーゴニュース 08月21日号

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