通関連/東京通関業会 密輸撲滅キャンペーンでノベルティ配布

通関連/東京通関業会 密輸撲滅キャンペーンでノベルティ配布

カスタム君も応援に駆け付け

日本通関業連合会(岡藤正策会長)と東京通関業会(曽根好貞会長)は17日、東京税関と合同で密輸撲滅キャンペーンを行った。コロナ前までは毎年、春と秋の2回実施していたが、今回は2019年秋以来の実施となった。JR品川駅港南口のデッキ広場に通関連から3人、東京通関業会から37人、東京税関から7人が集合。東京税関の金子光真監視部次長、東京通関業会の松本義則通関士部会長(フェデックス エクスプレス)の挨拶の後、街頭活動を開始。キャンペーンののぼりを立てて、メモ帳とボールペンのセット、税関のパンフレットを通勤する人たちに配布した。街頭活動終了後は、応援に駆け付けた税関イメージキャラクターの「カスタム君」と参加者で記念写真を撮影した。通関連は財務省関税局との間で1992年に「麻薬密輸防止に関する覚書」、次いで95年に「麻薬・銃砲に関する覚書」を交わし、関税局・税関と通関業連合会・通関業会および通関業者との間においては、日常業務において麻薬・銃砲の情報提供等を行うなど協力強化に努めてきた。通関連では、こうした社会情勢にあって、国民生活を脅かすこれらの社会悪物品等の流出入防止に対する一層の活動を通じ、社会の安定と国民の健康の確保に貢献することを目指しており、関税局・税関の「薬物及び銃器取締り強化月間」に合わせ「密輸撲滅キャンペーン」を実施し、通関業界の密輸防止に対する意識の高揚と国民へのアピールを推進する。

カーゴニュース 05月23日号

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