物流連 物流のイメージアップ策を継続

人材育成・広報委員会開催

日本物流団体連合会(物流連、真貝康一会長)は11日、今年度第1回の人材育成・広報委員会(近藤晃委員長)を開催し、同委員会の上期の事業報告と下期の活動計画を承認した。上期の活動では、大学寄附講座と大学学内セミナーの実施や、中高生を対象とした物流セミナーの開催などを報告した。また、8月に実施した「物流業界インターンシップ」の活動内容についても報告。総勢355人の学生が参加し、物流への理解が深まったとのアンケート回答が多く寄せられるなどの成果があり、次年度の継続実施を確認した。また、同委員会の下期事業計画として12月から2月にかけて開催する「物流業界研究セミナー」や大学寄附講座などを実施することや、9月に再開した「物流見学ネットワーク」の概要を確認。引き続き、若年層を対象に物流のイメージアップ方策を実施していくことを決めた。近藤委員長(NIPPON EXPRESSホールディングス副社長兼日本通運副社長、は「人材獲得競争が激化する中、私たち物流業界が人材を集め、育て、成長していくには個社の努力だけでなく業界全体での取り組みが必要だ。人材育成・広報委員会の使命はそこにある。業界インターンシップや業界研究セミナーの活動を通じ、優秀な人材の採用と育成に業界全体で協力して取り組むことを継続していきたい」と述べた。

カーゴニュース 10月19日号

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