自販機の輸入数量が10年間で最多に

飲料用以外の増加が顕著

東京税関によると、2022年の自動販売機の全国の輸入数量は過去10年間で最多となり、前年比56%増、輸入金額は80%増となった。東京港が輸入数量、金額ともに27年連続全国シェアトップとなっており、フィリピン、中国からの輸入が全体の約8割を占めている。海外からの自販機の輸入数量は少なく、国内生産数量とは3倍くらいの開きがあるが、近年は、飲料用ではない自販機の輸入数量の増加が顕著になっている。最近輸入されている自販機としては、飲料用の自販機では豆を挽いて淹れたてのコーヒーを販売する自販機や、搾りたてのフルーツジュースを販売する自販機などがある。また、飲料用以外の自販機では、カプセルトイの自販機や、トレーディングカードの自販機、麺類を温めてすぐに食べられる状態で提供する自販機、レンタル機器の自販機など様々な種類の自販機が輸入されている。国(地域別)輸入動向では、直近の22年は中国、フィリピン、ベトナムのシェアが大きい。インドネシアの金額シェアが数量シェアに比べて大きい時期が続いているのは、インドネシアからは比較的単価の高い飲料用の自販機が輸入されていたことから、金額シェアで過半数を占める年がしばらく続いた。22年の港別輸入実績は、数量、金額ともに1位は東京港、2位は横浜港で、これら首都圏の2港で全体の9割を占める。

カーゴニュース 11月28日号

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