国土交通省は１３日、政府が策定した「物流情報標準ガイドライン」の改訂に向け、意見募集を開始した。ガイドラインをはじめ、メッセージレイアウト、共有マスタ、データ項目などについて追加すべき事項など記載内容全般に関する意見を募集する。事務局を務める野村総合研究所とフィジカルインターネットセンターが設置した「物流情報標準ガイドライン」のＷｅｂページに詳細と意見送付用メールアドレスを記載した。募集締め切りは１０月１１日正午まで。同ガイドラインは２０２１年に内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム（ＳＩＰ）の一環として、国交省と経済産業省が中心となって策定したもの。２２年１０月に１回目の改訂を行い、現在は「Ｖｅｒ．２．０１」を公開した。改訂版の公開後、ガイドラインを活用する荷主や物流事業者が増加し、利用する場面が拡大してきた。そこで再度の改訂を行い、一層の利用拡大を図るため意見を募集することとした。