全ト協/日貨協連 10月の成約運賃指数は「139」
前月比3pt減も前年同月比では13pt増
全日本トラック協会(坂本克己会長)と日本貨物運送協同組合連合会(御手洗安会長)は求荷求車ネットワーク「WebKIT」の2024年10月の運賃指数を発表した。10月は前月比3pt減、前年同月比13pt増の「139」だった。過去最高だった前月よりは下がったが、10月としては過去最高となっている。推移をみると、22年は8月以降、120台が続き、12月は同月としては19年度以来の130台に乗った。23年に入ると1月は減少し、年度末の3月は一転、上昇。4月は前月比では減少したが、120台を維持。5月も120台となり、6月は110台となったが、7月以降120台で推移。年末の12月は130台に上昇した。24年1月、2月は120台に下がったが、年度末の3月は130台に乗り、4月、5月は横ばい。6月はいったん120台に下がったが、7月は130台に上昇し、8月はついに140台となり、9月は過去最高の142になった。10月はやや落ち着いた。この指数は2010年4月を「100」としたもの。10月末現在の求車登録件数は18万3399と前年同月比2万4032(15.1%増)となった。24年度(10月末時点)の成約運賃指数をみると、「130.4」で前年度比8pt増。荷物重量別では、「荷物重量4t以下」の指数が「137.5」で8.3pt増。「荷物重量4t超」の指数は「124.3」で6.6pt増となっている。
カーゴニュース 11月14日号