政府/規制改革会議 大容量水素ガス運搬トレーラを国内導入
政府/規制改革会議 大容量水素ガス運搬トレーラを国内導入
政府は12月25日、第22回規制改革推進会議を開き、規制改革推進に関する中間答申をまとめた。物流関係では、大容量の水素ガス運搬トレーラの国内導入を盛り込んだ。事業者による技術的検証を2026年度に着手する。経済産業省は、水素ガスを効率的かつ安全に運搬できる環境の整備に向け、大容量の水素ガスを運搬できるトレーラを導入するため、MEGC(Multiple Element Gas Container=集合ガス容器)の利用の実現を目指す。具体的には、高圧ガス保安法における取り扱い(容器の使用期限・再検査期間、遮断弁および安全弁の在り方等)について、事業者が実施する安全性に関する技術的検証と欧州等の海外動向・規格の情報の整理を踏まえ、容器保安規則で規定されている既存の容器区分に係る例示基準の追加や新たな容器区分の整備も含めて検討し、結論を得次第、所要の措置を講ずる。
カーゴニュース 1月9日号